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★販売終了★ 10年ぶりに満を持して登場した新設計MCのベーシックバージョン

商品名:SHELTER Model 5000
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シェルターがModel 901を発売したのが1998年のことですから、MC型の完全な新製品は8年ぶりのことになります。

従来まで同社の代表的な機種であるModel 901は使い込むほどに味わいが増し、アナログ再生のスタンダードとしてあらゆるLPを再生してその平均点が確実にトップクラスの銘品でした。
価格対満足度は恐ろしく高く、1個所有していたいフォノカートリッジとして弊社のお薦め品でもありました。
このモデル5000は、新たな振動系&発電系を採用した他の2機種(7000/9000)とは異なり、前述の901系の振動系&発電系を搭載したモデルです。

さて新たにモデルナンバーが4桁になり3機種同時発売された期待の新製品は一体どのように進化したのでしょうか?
まず外観上からはボディ形状が見直されているのが判ります。
従来製品の角張った外観イメージからやや丸みを帯びて流麗なデザインとなりました。ヘッドシェルへの取り付けの際など、かえって新製品の方が持ちやすく指先に良く馴染む感じです。
フォノカートリッジのボディ形状はスピーカーボックスとは意味が異なるものの、それでも形状・材質で音色が大きく変化しますので、新製品ではもちろんその辺のノウハウが凝縮しているに違いありません。

またカンチレバーが貫通しているフロントヨークも新設計のようです。
MC型の生命線である発電機構に触れますと、モデル9000と7000では新設計のコイル巻枠に、従来のOFC線より線径を25%アップさせたPC-OCC線を採用。これにより出力電圧を上げながら直流抵抗は適度に下がっています。
新たな線材に採用されたPC-OCCですが、スピーカーケーブルのように太く加工されたものよりも、MCコイル用に極細加工されたものの方がPC-OCC本来の優秀なオーディオ的性能を発揮するようです。

モデル5000では、9000や7000とはコイル巻枠や線材が異なりますが、磁気回路やボディ、アルミクラッドボロンのカンチレバーや楕円針は3機種共通です。
従って従来型901に最も近いのがモデル5000ということになります。

これら3機種はとも形状が見直されたことにより、演奏時のレコード面とのクリアランスが十分に確保されており、針圧印加でボディがレコード面に接触する不安が大幅に減少しています。
さらにカートリッジ取り付けに対する配慮が行き届いており、本体ベース部分に2.8o径の丸穴とM2.6o(P=0.45)のタップが用意されています。これにより一般的なヘッドシェルやシェル一体型トーンアームへの取り付けが大変容易になりました。

さてこれら3機種のパフォーマンスは一体どのように異なるのでしょうか。
まず最も判りやすいのがこのモデル5000です。
予想通りと申しましょうか、聴き慣れたモデル901の感覚で使えます。それでも全体的にさらに純度が高まってスッキリした印象になりきめ細やかなニュアンスが向上したのは、恐らくボディ形状の変更で制振能力がアップしたからと推察できます。

次いでモデル7000ですが、シェルターらしいバランス重視の再生音に変わりないものの解像度の高さでは明らかに5000を上回っています。
一般的に『解像度が高い』といえば『パワフルで元気の良い音』を想像なさるかも知れませんが、必ずしも押し出しの良い音が解像度高いわけではありません。
表現を変えれば『演奏空間がよく見える音』であり『録音状態が良く判る音』でもあります。
ですから骨筋張ったパワフルさではなく、むしろしなやかさでありデリケートな演奏ニュアンスが良く伝わって来る再現性なのです。音楽の陰影感や情緒感が豊にしかも自然に伝わってくる高度な表現力を身につけたのがモデル7000であるといえるでしょう。

最後にトップモデル9000です。
7000同様、単なる広帯域というよりも帯域バランスが大変優れている印象で、機器としての誇張感(俗に言うクセ)を感じさせず相変わらずの落ち着いた佇まいをそのベースに持っています。
しかしそれでいながら大変大きなパワーを内に秘めているかの如くであり、例えば微少な音量で微細なニュアンスを感動的に伝えたかと思えば、爆発的なエネルギーでライブ演奏の熱気を一気に空間に放出するといった側面も併せ持っています。
この対極にある表現をいずれも『らしく』伝えてくる性格・能力が9000の凄いところであり、懐の深さではないかと思います。

ところで一般的に『低音が良く出るオーディオ機器』といえば、そのデメリットとして常に重たい感じや鈍い感じが再生音にまとわりつくケースが少なくありません。
しかし新製品の7000や特に9000では、楽器が実際に低音のスコアを演奏したときにだけその音符に比例したエネルギーを持つ『真の重低音』再生が期待できます。
これには装置全体のパフォーマンスが伴う必要があることは明白でありますが、それでも音の入り口にその可能性があることは、再生音全体に大きな影響を及ぼすことも真実なのです。

シェルターの新製品で特に9000と7000は価格も高額であることから、ライバルと目されるBENZ-MICROやLYRAの上級モデルとももちろん比較しました。
触れれば切れる鋭利なカミソリのようなBENZ-MICRO、混じり気のや濁りを廃した純水のような透明度の高さを持つLYRAはもちろん世界の超一級品です。

そしてシェルターですが、この3者の中では最も穏やかで一見普通に当たり前の表情を持つように感じるのですが、聴き込んでいくほどにその懐の深さや表現の多彩さに音楽表現上の普遍性、レコード盤に対する適応性の広さを感じるのは、恐らく私だけではないはずです。
BENZ-MICROやLYRAのファンも新型SHELTERの登場は重大な関心事になることは間違いないでしょう。
また良いものを1個だけ持ちたいとお考えの方なら選択肢として最有力である事も間違いないでしょう。

このように7000や9000は確かに上級モデルとして高い資質を持っているのですが、5000の良さはレコード盤を選ばない汎用性の高さにあると思います。
古今東西様々なレコードを演奏対象にした場合、このオールマイティさは、実は大変重要な用件であると思います。
モデル5000はユーザーを選ばずレコードを選ばず、安心してレコード再生が楽しめる製品として弊社ではお勧めしております。


●製品名:Model 5000
●出力電圧:0.5mV(5p/SEC 1kHz)
●針先:0.3×0.7mil
●内部インピーダンス:14Ω
●自重:11g
●適正針圧範囲:1.4〜2.0g
●針交換価格(新品交換):¥80,000(税別)

希望小売価格:¥120,000(税別)

 











 

 
 

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