商品名:SHELTER
Model 501 TypeII Mono
価格:67,000 円
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モノーラル録音盤を一般的なステレオ仕様のカートリッジで再生することは勿論可能です。 しかしステレオ盤とはカッティングが異なるモノーラル盤を再生するためにはモノーラル専用の発電機構を持つカートリッジが断然有利であることはあまり知られておりません。
弊社ではその事を過去に何度も検証しておりますが、今回もステレオ仕様の501 TypeUとの比較テストを敢えて実施しました。 レコード盤は主に50年代のジャズ・クラシックを用いています。 まず聴いた瞬間誰でも判るのが音場の拡がり感と鮮度感の違いです。 モノーラルなのに音場の拡がり?といぶかしく思う方があるかも知れませんが、事実モノ専用の方が前後左右上下に音場が拡がり心地よい演奏空間を提供してくれるのです。
ステレオ録音ではありませんから音像が各所に定位するわけではありませんが、それでも広い空間の中で演奏者が熱っぽくプレイする様が聴き取れ、全く窮屈さがないばかりか、むしろ程良い距離でライブを聴いているような生々しさすら感じさせます。 また丸針で拾い集められた演奏情報はステレオ仕様よりむしろ鮮度感が高く、録音がよいとゾクッとするようなリアリティを伝えてきます。 レコードの溝に針がフィットする重要性をあらためて認識した次第です。
レコードの収集を掘り進めていきますとどんどん年代を遡り、やがてモノーラル時代へと辿り着くのですが、特に50年代はジャズ・クラシック以外のジャンルでも素晴らしい演奏と録音に巡り会える宝庫のような年代です。また60年代に入ってからでもモノーラル録音は数多く存在します。 これらを丹念に見て(聴いて)いきますと音楽的な発見も多く、時代や時間を超えて心ときめく瞬間でもあります。
またCDによる再発売を聴くのとは全く意味が異なり、オリジナルの音質で当時のサウンドが聴けるといった趣味的贅沢を満喫できる瞬間でもあります。 ステレオ録音をステレオ仕様で聴く感覚でモノーラル録音が楽しめればオーディオファンでも必ずや納得でしょう。
アナログオーディオファン、音楽ファンを自負する方であれば、モノーラル専用カートリッジは一つは手元に置いておきたいものですね。
◆この製品は納期が2〜4週間程度必要な場合がございます。 しかしタイミングが良ければ即納可能な場合もございますので、詳しくは弊社までお問い合わせください。 ◆本機は501 TypeUの振動系をモノ用に変更し、コイルの巻数を増やして丸針を装着しています。
●出力電圧:0.5mV(5p/sec、1kHz) ●針先:0.65mil(丸針) ●内部インピーダンス:14Ω ●自重:8.1g ●適正針圧範囲:1.4〜2.0g ●針交換価格(新品交換):¥65,000(税別)
希望小売価格:¥85,000(税別)
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