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伝説の銘品フルレンジユニットを搭載する魅惑的な歌姫 ◎程度上物・再入荷しました!

商品名:LOWTHER New ACOUSTA (PM6A ALNICO STANDARD/LR Pair) 【中古品】
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本製品が搭載するのは20センチフルレンジとしてあまりに有名なPM6Aです。
PM6Aのオリジナルは当方の生まれた1950年発売とのことですから、60年近くの長きに渡り現役を続ける唯一の小口径フルレンジユニットといえるでしょう。
LOWTHER(ローサー、またはラウザー)ではこの代表的フルレンジユニットを1本、または2本搭載したモデルを大小併せて過去に数多く発売しており、なかでもACOUSTAに代表されるバックロードホーンに潔く1本だけユニット搭載したシステム構成はある意味で最も音楽性の高い玄人受けするモデルであると思っています。
さて豊かな音楽性や趣味性といった観点から本製品にアプローチする場合、面白いことに内外のハイエンドと称される高価なアンプやオーディオ機器が必ずしも最高というわけではないと考えます。
PM6Aフルレンジユニットは基本設計が非常に良く考えられたスピーカーではありますが、繊細でナイーブな側面も併せ持っており、それが使い方によっては時として荒さや神経質さにつながる場面を過去に数多く目撃しております。
セッティング方法も含めてベストを追求しますと、結果として広い場所に大勢のリスナーを集めて景気よくバンバン鳴らすような使い方よりも、一人か二人で、それもそこそこのスペースで至高の音楽再現性を愉しむのに最もフィットするスピーカーであるといえるでしょう。
すなわち純然たるパーソナルユースを前提に導入を考えていただきたいスピーカーなのです。
過去のこの様な経験を再検証するために、今回はA=国産老舗ハイエンドA社ソリッドステートアンプ(125W/8Ω)とB=300Bシングル構成真空管アンプ(6W)の両者で鳴らしてみることにいたしました。
ソースはアナログ、デジタルのそれぞれで、クラシックからジャズ、70〜80年代のポップス・ロック、それにお気に入りのフォークやラテンといった類です。
まずはA。
多くのハイエンドユーザー間で定評あるアンプですが、その再現性は大変構造的でしっかりしており音そのものは優等生のような安定感を生み出すものの、どの音楽ジャンルを再生してもパターンは一緒であり、音楽の明るさや暗さといった内面への踏み込みが今ひとつ物足りません。
この事は同じ20センチフルレンジの名機JBL/LE-8Tでは、ユニットのキャラクターの強さが作用してその様な平面的な喰い足り無さを感じさせないものの、LOWTHERではハイエンドアンプをもってしても表現上の突っ込み不足を露呈してしまうのです。
ところが、です。
Bに接続し直した途端、実に伸び伸びと自由奔放に朗々と歌い出すではありませんか! パワー感だってむしろこちらの方が上です。アンプのカタログスペックって一体何なのだろう?とあらためて思い知らされる場面です。いやそれ以上にこのスピーカーの潜在能力の凄さを身に染みて感じたのです。アンプをたとえ何に変えてみてもスピーカーに本来ないものは表現できないからです。
古今東西、アンプの性格(性能ではない)の差がこんなに如実に出てくるスピーカーも少ないのではないでしょうか。
では使いにくいのか?と考える御仁もいらっしゃると思います。しかし逆に考えればこんなにフィットしやすいアンプを見つけやすいスピーカーも数少ないでしょう。
フィットするアンプで鳴らしさえすれば、それはまた他のオーディオシステムでは得難い何とも妖艶極まりないボーカル、生演奏以上に艶やかで心惹かれる弦楽器、弾力性や伸びやかさに富んだ現実感あふれる打楽器、まるで天使が舞い降りて弾き始めたかのようなピアノや木管・・・本当に止めどなく自由自在に音楽表現が懇々とわき出てくる印象なのです。
当方、柄にもなくいつ果てることなく何枚も何枚もレコードを取り替えて聞き惚れてしまう羽目になってしまいました。
スピーカーって昔から殆ど進歩していないという方もあれば、いや最近のものは断然進歩しているという方もいます。一体どちらが真実なのか、LOWTHERを聴いてみた結果、当方も少し混乱しております。あらためて頭の中をよく整理したいと思います。
少し冷静になってよく考えてみますと、LOWTHERが人の心を惹きつける魅力は、必ずしも現実音的生々しさとは少し意味が異なるのだと思います。
ある意味で現実音離れした理想郷や桃源郷のような美しさ(から来る生々しさ)といえば判っていただけるでしょうか。
LOWTHERを聴く者としては、たとえそれが分かっていてもそこから離れられない魔力を秘めている様な気がいたします。
考えてみれば100年以上前の大作曲家にしても、ドラッグや麻薬で短い生涯を駆け抜けた名ジャスプレイヤーにしても、彼らの脳裏にあったのは現実にはあり得ない音楽による理想郷の追求であったのではないでしょうか。
生音は一期一会で刹那的であり、しかも録音した時点で生音はディフォルメされてしまう以上、人の心をつかむものであればオーディオ再生ではどのようなサウンドも許されるのですから、オーディオ再生を追求する上で現実音的生々しさの追求以上に心を豊かにする生々しさが(今この時代だからこそ)大切であるような気がいたします。
それにしてもあらためてグッド・コンディションのLOWTHERを聴くと、実に良く謳うなあ!と惚れ惚れします。
真空管アンプでドライブした場合CDでも十分すぎるほど楽しく聴けるのですが、やはりアナログ再生との相性の良さは言うまでもありません。
その昔例のTANNOYは『スピーカーの女王』の称号を与えられましたが、LOWTHERをしいて呼ぶなら『スピーカーの歌姫』ではないでしょうか。『天使のスピーカー』というのもありかな、と思います。威厳や荘厳さより、常に身近にあって人々に音楽の夢を与え続ける・・・そんな立場が相応しいのかも知れません。
なお参考までにローサーの箱の価値をお知らせいたします。
本製品と同じバックロードの箱をオリジナル通りに特注したら幾ら位か?
2008年にあるお客様からの見積もり依頼により、有名な箱屋さんのタテマツ音工さん(愛知)に見積もってもらったところ、1台あたり約25万円とのご回答でした。
新しい箱を特注いただくのも結構ですが、ならばLOWTHER認証の本製品がお買い得ではないかと思います。
◆現品に搭載するPM6Aは2009年4月に弊社が調達した新品です。
(元箱・付属品完備・ユートピア正規輸入品)
◆現品(New ACOUSTA)はLOWTHER代理店がヒノ・オーディオ時代の製品です。現在同社から発売されている同社製バックロードホーン・ボックス(ACOUSTA-115)より一回り大きなサイズで材質も異なります。
◆現品(キャビネット)には小キズは多数ありますが、目立つキズや腐食・変色・潰れ・凹み等はございません。箱はしっかりしております。
◆内部配線材はOyaide製PC-OCC-A導体に交換済です。
◆付属品:サランネット(黒色)状態は綺麗です。
◆中古保証:キャビネットは無し。PM6Aユニットは新品保証。
【スピーカーユニット】
●形式:ダブルコーンフルレンジ(アルニコマグネット)
●口径:20cm
●総磁束密度:17,500gauss
●再生周波数帯域:30〜20,000Hz
●インピーダンス:8 or 15Ω(現品は8Ω)
●出力音圧レベル:98dB
●許容入力:20W
●重量:3.0kg
希望小売価格:¥86,000(税込)/1本
【エンクロージュア】
●形式:折り曲げ式バックローディングホーン
●材質:パーチクルボード/チーク付板張り仕上げ
●サイズ:W475×H920×D390
●重量:約40kg/台
希望小売価格:\480,000(発売時、税別、PM6A込み完成品)

★この商品は販売済となりました。
ありがとうございました。

 











 

 
 

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