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商品名：Oyaide
GENESIS (4pcs)
価格：13,100 円
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ジェネシス（創世記）とは何とも粋な命名をしてくれました。
プログレやポップスファンには別の意味でピンとくるキーワードですね。
さてこのGENESIS、RCAピンプラグの新しい品質基準を作ろうという意気込みで開発された製品らしく、使い手の側に立って色々なアイディアが盛り込まれた製品です。
まずGENESISの目玉技術は、スクリュー式チャッキング機能。
先端キャップを回転させ締めつける従来型コレットチャック方式では本体とキャップ間に隙間が生じるためそれによる共振が問題だったわけですが、GENESISでは独立ロッキングスリーブによって締めつけるため、共振問題をほぼ解消したとのこと。
またロッキングスリーブと本体のネジ部分には光学レンズ用グリスを塗布することにより、この適度な粘度を有するグリス効果で、緩みの防止と振動の抑制にも寄与させているのだそうです。
確かにGENESISをケーブルに接続作業する際、どこにもスカスカな印象がなかったのはこの為だったのでしょう。
GENESISのコンタクト部は燐青銅丸棒から精密に切削加工されたものであり剛性も高く長期に渡る耐久性という観点からも信頼出来ます。
さらにコンタクト部はプラチナ＋ロジウムの二層メッキで仕上げられており長期間の初期性能維持を保証するものです。
コンタクト部と本体部分とは絶縁性能が高いテフロンで絶縁。
シェルとボディは真鍮丸棒からの削り出しで仕上げに硬質クロムメッキが施され、往時のカメラボディの仕上げのような高級感を漂わせています。
ケーブルへの接続作業は一般的なプラグと少し勝手が違いますが、自作経験のある方ならば1個こなせばすぐ慣れてしまうでしょう。
新しいコレットチャックは締め付け幅が大きくはないものの締め付けや解除操作の精度感は高く安心できるものでした。
また音質傾向は特に固有のキャラクターを感じさせるものではなく、十分ニュートラルな範囲に位置するプラグであることも確認できました。
これだけの造りの良さで価格は4個一万数千円ですから、考えようによっては大変リーズナブルなRCAプラグであると感心した次第です。
●材質
コンタクトピン：リン青銅
インサート樹脂：テフロン（PTFE）
ハウジング・シェル：銅合金（RoHS対応）
ケーブルクランプ：銅合金（RoHS対応）
●表面処理
コンタクトピン：ダイレクトプラチナメッキ（1.5μ）＋ロジウムメッキ（0.3μ）
本体：ダイレクトプラチナメッキ（1.5μ）＋ロジウムメッキ（0.3μ）
ハウジング・シェル：硬質クロメートメッキ
●ケーブル接続方法：はんだ付け式
●適応ケーブル径：9.0ｍｍ
●梱包数：4個1組
希望小売価格：￥16,000（税別）
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