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商品名：IKEDA Sound Labs
IST-201
価格：258,000 円
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新体制になったIKEDAブランドの新型ＭＣ昇圧トランス。
一般的なカンチレバータイプの振動系・発電系を持つ新製品９ＴＴ用に開発された製品ですが、オルトフォンを始めとする殆どの低インピーダンス型ＭＣカートリッジにも流用可能です。
池田勇氏手作りの旧型ST-200は例の9-MUSA-U用に開発されたトランスですが、本機はそれとは音色のニュアンスが結構異なっており、反応がシャープで抜けが良く、鮮度感の高い現代的な音質傾向にチューニングされたことがよく判ります。
また程良い自然な艶やかさをも感じる上品さを内に秘めていて、可憐な音色はなかなかにチャーミングでした。
本機はオルトフォンの各種新型ＭＣとも相性良く、清廉な質感を伴ってよく歌い上げてくれました。
ただ同じオルトフォンでもＳＰＵですと、旧型ST-200のドッシリ感がそれらしくフィットするのが不思議です。
同じIKEDAブランドなのに、結構持ち味が異なるのが面白いです。
このようにＭＣトランス一つ取ってもそうなのですが、アナログ再生では音色を変えるファクターが無限にあり、好みの音質・音色感の追求に存分に応えられますが、この事はデジタル再生では太刀打ちできない芸当なのであります。
このＭＣトランス、９ＴＴカートリッジよりも高価ですが、マニア好みの高品質なパーツ、入念に吟味された内部構造と制振対策、丁寧に仕上げられた美しい外観など、音質面を含めて非常に付加価値の高いものといえるでしょう。
●型式：MCカートリッジ用ステップアップトランス
●周波数特性：10Hz〜100KHz ∓0.6ｄB（3Ω/47ｋΩ）
●昇圧比：26ｄB
●チャンネルバランス：0.1ｄB以内（1ｋHz）
●入力インピーダンス：1Ω〜6Ω
●負荷インピーダンス：47ｋΩ以上
●チャンネルセパレーション：90ｄB以上（1ｋHz）
●筐体：アルミ無垢削り出し
●寸法：W140×H65×D95mm
希望小売価格：￥267,000（税別）
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